株式会社キャストは、日本の製造業を支える素形材（鋳造品）を製作している会社です。

コールドボックスとは What is coldbox?

コールドボックスは、砂に主剤（フェノール樹脂）と硬化剤（ポリイソシアネート樹脂）を混練し、それに硬化触媒（ガス）を吹きかけて、常温で瞬時に鋳型を取ることができる造型方法です。

硬化に熱源を必要とせず、鋳型の収縮が少なく極めて高い寸法精度の鋳型をとることができ、高い生産性と省エネルギーを両立した造型方法です。2020年12月にマシン導入し、テストを終了。量産開始しました。

当社のコールドボックスは特別サイズ設計です。
最大型サイズ：1,760（L）×500（W）×420（H）
中子のみの販売を開始しましたので、お問い合わせ下さいませ。
info@kkcast.co.jp 0248-34-3971　（白河工場営業部まで）

◆コールドボックス用の副資材関係や技術面でご協力して頂いています「ASKケミカルズ ジャパン株式会社」さんにレポート作成して頂きました！





■中子（主型にセットする小型の砂型のこと）製造方法

①砂ブロー造型装置 砂をブローして一気に造型します。

②ガスボックスマシン ガスを吹き込んで、硬化させます。

③抜型 型から砂型を抜き出します

④仕上げ 砂バリを取って、綺麗に仕上げ

⑤完成！

特徴

❶細かい造型が可能
❷薄肉形状の造型が可能
❸サーフェスが滑らか
➍充分な強度
❺硬化速度が早いので作業効率がアップ、量産の数に対応出来ます
❻特注のブローヘッドによる長物対応が可能です

圧力を掛けて一気にブローするので、砂の充填率も高く、複雑形状の造型が可能です。
不良率の低減にも効果あり

見て下さい、このサーフェス！美しい！


特注ブローヘッド構造で、当社のコールドボックスは長尺ものに対応できます。

デメリット

ガス硬化の為、ガス欠陥対策を万全にする必要があります。
→もちろん鋳物屋なので対策ノウハウ持ってます、御社のソリューションパートナーとしてご提案出来ます。

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